よくあるご質問

絞り加工をするので、厚みが薄くなってしまいますよね?

絞り加工は、例えばコップ形状を板一枚から加工する場合管部の厚みは、ある程度は厚くも、同等も、薄くも出来ます。
製品精度を出すには鋼板厚みと管部厚みを同程度にする事がポイントです。
厚みを薄くする例としては、板の厚み0.6→管部厚み0.3等が可能です。

絞り加工は、通常のパイプと何が違いますか?

  • 円周上厚みが比較的一定の数値になる(偏肉が少ない)
  • 加工硬化で、同じSUS304パイプより硬く、剛性がある

弊社で生産している製品においても、パイプ形状(筒)の製品が多数あります。

表面粗さについては、切削加工時のデータより摺動面(すべり面)でもあるので、この値でお願いしたいのですが

基本的には表面粗さのコントロールは絞り加工では難しいのですが、切削と絞り加工(塑性加工)では表面形状が違います。

なので数値だけで判断するのではなく、実際にテストを行って判断させるのが良いかと思います。